ご あ い さ つ
本日は大変お忙しい中、多数のご参加を頂き誠に有難うございます。
今日は特別ゲストとして全国的にも有名な尼崎市長の稲村和美さまをお招きしての開催となりました。稲村市長様は皆様もご承知の通り、全国最年少の女性市長としてご活躍。市民派市長としての評価も高く、新聞、テレビにも数多く登場され、飾らぬ言動は多くの市民からも信頼され、中核都市尼崎市の大黒柱として日夜奮闘されています。本日は大変お忙しい中、公務を割いてご臨席賜りましたこと心から感謝とお礼を申し上げます。
尚、今総会の開催につきましては地元在住の修司様には大変ご苦労をおかけし、お世話になりました。心からお礼を申し上げます。
さて、今年も余すところ一ケ月になりましたが、振り返って見ますと暗い出来事ばかりが記憶に残る一年であったように思います。自然界では3月11日発生の東日本大震災による津波で家屋流失、約2万人の犠牲者を出し、尚且つ、福島原発の放射能漏れにより、広範囲において住民の生活権を奪われる事態となり、今なお収束の目途すらたっていません。また、この夏には異常気象による
記録的な猛暑、激暑の連続で熱中症患者が続出。さらには台風12、15号の襲来により国内至る所で大きな被害をもたらしました。
政治経済においては震災対応のまずさから管首相から野田首相にバトンタッチ。震災復興は無論のこと、不況対策、普天間移設、円高、TPP等々問題山積。出口の見えない状況が続いています。明るいニュースと言えば女子サッカーチーム「なでしこジャパン」のW杯優勝。この快挙は「闇夜に光」と言ったところでしょうか。
このような様々な出来事を通じて国民の多くが学んだことは“何事もあきらめず心を一つに ”すなわち「絆」の一文字です。行き着くところは物でも金でもなく、先ずは困難や苦境に立った時こそ互いに手を取り、支え合うことの大切さを改めて教えてくれました。本会も多少の意味合いは異なりましても全国に組織を持つ「まなべ会」の皆様一人ひとりの「絆」が31年継続の源となっております。新生「兵庫まなべ会」におきましても皆様方の堅い結束と連携をもとに、限りなき発展を願っております。
最後にこの総会が有意義な集いであり、楽しい一日でありますようお祈り申し上げご挨拶と致します。
平成23年11月27日(日)
兵庫まなべ会 会 長
真 鍋 成 之
全国まなべ会 副会長
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